『オトナ婚です、わたしたち』大塚玲子著 を読んで。

『前回の結婚でわたしは「余分なもの」に縛られすぎていたのかもしれない。「結婚とはこういうもの」という思い込みにとらわれて、相手には「夫」の役割を、自分には「妻」の役割を求め、勝手にがんじがらめになっていた。』

『オトナ婚です、わたしたち 〜 十人十色のつがい方』大塚玲子 著 を読みました。

今月の21日に著者の大塚玲子さんがgossipでイベントを開催してくださることは、資料としての読書のきっかけにはなりましたが、何人かのお客さまにとてもおもしろかったよ、ぜひ読んでと、勧められたことが実際に読み始める動機となりました。

別居婚、女X女婚、浮気容認婚、じゃんけん妻氏婚、など、10組の “つがい” へのインタビューと、著者である大塚さんのコメント(この部分がとてもいいのです)で構成された本。

私は自分のことを、ある程度は自由な考えを持っている、と思っていたのですが、この本を読むとそんな私はまだまだ所詮は若干(公称)28歳のひよっこ。自由な考えには天井なんてものはありませんね。個人的ベストは、じゃんけんで名字を決めたケースのご両親の反応です。ここはぜひチェックしていただきたい。

とはいえ、オモシロ可笑しい結婚のケースを集めただけの本ではありません。

中村うさぎさん(ゲイ男性と籍を入れての法律婚)の、言葉「夫がいるから私は今日も生きているのだ」や、”女X女婚”の方の『「結婚」だけじゃ、絆はできない 〜 ふたりで努力をしなければ、そんなものはできなかったんだな、と思う。』という言葉に、すなおにぐっときますし、あらゆる箇所にちりばめられている「結婚とは、」の問いかけに、立ち止まって自問し人に聞き、広く考え(直し)てみる機会を与えられました。

結婚をしていても、いなくても、ちょっといろいろ考えてみたい人、ぜひ読んでみてください。お勧めします。

<イベント詳細 〜 大塚玲子さんのFBより>
7月21日(日)13~15時、gossipにて「オトわた座談会」を行います。
https://www.facebook.com/events/188293271334400/
本に登場してくれたあの方やこの方と、会場のみなさんと、入籍や苗字、同性婚、パートナーとのセックス問題、等々について盛り上がる予定です。