【BEHIND the MUSIC 感想文】

Adam Lambertのインタビュー番組、”VH1 BEHIND the MUSIC” (2011年) を鑑賞しました。アダム・ランバートさんといえば、2009年に米国のオーディション番組「アメリカン・アイドル」で、衝撃的な歌唱力とパーフォーマンスで登場し、メジャーデビュー。「アメリカン・アイドル」出身者で唯一ワールドツアーをし、クイーンのボーカルとしてコンサートに参加し、テレビ番組「Glee」に今シーズンからレギュラーで出演し、と一カ所にとどまらないご活躍中のシンガーであり俳優です。(ちなみに「アメリカン・アイドル」では優勝したと思われがちですが、実際は最後の2名まで残ったものの、クリス・アレンさんが優勝でアダムさんは準優勝でしたね。)

番組では、10代のときに自分がゲイだと自覚し、人とは違ってると葛藤しつつも、周りと違ってはいけないと思い女子とデートをしていた話や、自分の居場所は歌を歌い演技をしているときだけだったこと、お母様に「すきな女の子はいるの?(いない)じゃあ好きな男の子はいるの?」と聞かれたときに、やっと聞いてくれた!と思った話などから、「アメリカン・アイドル」に出演したらと勧められて一度は断ったけれど、その後に自分からでてみようと思ったこと、「アメリカン・ミュージック・アワード」で演奏中にバンドの男性とディープなキスをして(テレビ生中継中)抗議が殺到したこと、その翌日予定されていたテレビ番組への出演をキャンセルされたこと、「アメリカン・アイドル」終了後に雑誌「Rolling Stone」でカムアウトしたことなどなど。アダムさんの今までを知るにはもってこいな番組でした。
アダムさんはLGBTの活動もして、お母上も積極的にLGBTをサポートしていることは知ってはいましたが、まったく飾らず、自分が何かに受け入れられなかった時の気持ちをこれだけ有名になってもきっと忘れていないのだろうなと思わせる、そんな「人柄」も同時に感じられた番組でした。

MTVでの再放送の予定は現在ないようですが、興味のある方は動画サイトなどで検索してみてください。とてもいい内容です。自分自身を信じて、かつ強くあることで何かが開けていくというメッセージが伝わってくる番組、きっとファンになると思います。