レクチャー感想文 『親密な関係にかんする市民権』

一橋大学・佐野書院(東京都国立市)で開催された『CGraSS 公開レクチャー・シリーズ 第30回 親密な関係にかんする市民権――異国籍同性カップルが日本で子どもを産み育てる場合』に行ってきました。

前半が講師の神戸大学国際文化研究所 青山薫さんのお話し、後半が質疑応答で、あっという間の2時間でした。
日本に家族で滞在すること、妊娠出産すること、精子提供者である「父親」との関係などなどにおいて、どんな選択肢があり、どんな決断をしてきたかのお話しは、どちらかというと”闘ってきた”というよりも”上手に折り合ってきた”という印象。
山ほど大変なことを経験されてきたと容易に想像できますが、マイクに触りたがる赤ちゃんとのスリーショットはとても温かい光景でした。

印象的だった点は2点。『社会意識は変わる』ということ。制度が変わることで、人々の意識も変わっていくことを実感したという言葉。

そして、ご自身たちがある意味恵まれた環境にあり『特権がある』ということを自覚されていること。その特権ゆえに人に非難されることはあるが、その特権を使って行動することが変化につながるのではないか、という意見。

この2点がとても力強く心に残りました。
国立市はちょっと遠かったけれど、いろいろ考えるヒントときっかけになり、知らない街を歩くのも楽しい一日でした。
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オマケ1・現地では、何人か知った方にもご挨拶できて、そんな意味でもいい日でした。
オマケ2・近隣の谷保天満宮は、東日本三大天満宮のひとつだそうで、せっかくなのでパワースポット訪問し、牛と鶏にも会いました。