『歴史的判断』を喜び祝福し、考える。

『米連邦最高裁判所は26日、同性婚の権利は男女の結婚と同様、法の下の平等をうたう合衆国憲法によって保障されており、同性婚を禁止する州法は違憲に当たるとの歴史的判断を示した。今回の判決で同性婚は全米50州すべてで認められることになる。』(Reuters)

この、アメリカでの「歴史的」判断は、オバマ大統領がtwitterで”All people should be treated equally, regardless of who they are or who they love.” (あなたが誰であれ、誰を愛していても、すべての人は平等に扱われるべきである。)とハッシュタグ #LoveWins を付けて発信し、ナイアガラやディズニーランド、ホワイトハウスまでもが、LGBTコミュニティがプライドカラーとして使う虹色(レインボー)に装飾され、お祝いを表現しました。

仮に『同性婚の権利は男女の結婚と同様、法の下の平等をうたう憲法によって保障されており、同性婚を禁止することは違憲に当たる』としてみます。ここにどんな問題を見出す、見出せる人がいるのでしょうか。

国際結婚をしている同性カップルの間では、相手の国では既婚になっても、日本ではその結婚が認められていないということもすでに起きています。子どもがいる場合の国籍は、家族のビザは。いろいろな問題は今後いつか解決すればいい問題ではありません。

すでにパートナーと暮らしていて、子どものことも考えたライフプランを立てている人たちがいます。20代でも、きちんと将来のことを考えて行動している人たちと話しをすると、この人たちのためにも何かをしなくては、と気が焦ります。

そんななか、レインボーフォスターケア代表の藤めぐみさんが、月刊『部落解放』特集『多様な性を生きる人々』に寄稿しているとのことで、さっそく読んでみました。

「日本で子育てできる保護者がいない子どもたちのほとんどは児童養護施設で暮らしていて、施設と里親家庭の比率はおおむね9対1」

「国連から日本の児童養護施設偏重の状況に対し、早急に里親家庭を増やすべきだと勧告されている → 厚生労働省が取り組みを始めている」

LGBTが里親になる。LGBTの子どもが里親家庭で暮らす。

それには、制度の壁、偏見の壁、「いじめられる」の壁、があると藤さんは書きます。そして、LGBTに育てられた子どもはLGBTになる『懸念』や、LGBTに育てられる子どもはいじめられる『懸念』についても、その『懸念』が『LGBTが子育てをしてはいけない』という論につながらないように、気を付けなくてはいけないと私も思います。

最後にもう一度。『同性婚の権利は男女の結婚と同様、法の下の平等をうたう憲法によって保障されており、同性婚を禁止することは違憲に当たる』としてみます。ここに何の問題があるのでしょうか。

参考資料:
レインボーフォスターケア(RFC)「海外におけるLGBT里親・養親状況の進展を踏まえつつ、LGBTが国内の社会的養護のリソースとして認知される社会の実現のため、様々な活動を行っている」

里親制度に関しては、こちらのリンクがとても分かりやすです。
里親制度とは – レインボーフォスターケア(RFC)~LGBTと、里親と。

同性婚は合憲、米最高裁が歴史的判断 | Reuters