【コラム】 「あなたはその手を握ることができますか。」

みなさんは街を歩くとき、隣を歩く大切な人の手をつなぎたいと感じますか。

つなぎたいけれど。 恥ずかしいから、人にじろじろ見られるのがいやだから、通りすがりに他人から嫌な言葉を投げつけられた経験があるから、そうしたいけれどしないことはありますか。

男女のカップルが手をつなぐことを躊躇することと、女女のカップルや男男のカップルが同様に感じる気持には大きな差があると思っています。
同性カップルにとって、人がいない場所や海外(だけ)が、大切なひとの手をつなげる場所であることに、とても憤りを感じます。あ”ーっと言いたい。

gossipで働いていると、学生の方たちや、メディアの方たちから話しを聞きたいと声をかけていただくことがあります。
店についてだけでなく、店から見えることや、制度について質問されることもあり、LGBTの差別をなくすにはどうしたらいいでしょうか、のような大きな質問を受けることもあります。

差別ってなんだろうと考えたとき、考えの矢印は多方面に向きますが、今感じている大きな矢印は、大切な人と手をつなぐことすらできない「空気」ではないかと感じています。たとえば30代、40代、50代、60代の同性カップルが手をつないで歩いていたら、貴方は二度見をするかもしれない。そしてその二度見の後に「あら素敵なカップルさん」と思う人と、そうではないひと。

『彼女と腕を組んで歩けて嬉しかった。』海外旅行から帰国した女性カップルさんがTwitterでこう投稿していました。

隣を歩く大切な人から手を出されたら、あなたはその手を握ることができますか。