コラム 『We want everything』 (ニュースレターより転載)

『We want everything / 全てを手にすることができるように』

今回は 「アメリカ大使館主催エヴァン・ウォルフソン氏講演会:婚姻の自由 ー米国におけるLGBTの権利と世界の動向」で考えたことを書きます。

米国の全州の同性婚合法化にむけて2003年にニューヨークで設立されたFreedom to Marry の創設者、代表であるエヴァン・ウォルフソンさんの話を聞きに行きました。

『愛、尊厳、コミットメントについて語る事によって、理解が深まる。理解が深まることによって、前進できる。』

『差別を禁止する法律が先か、結婚の自由に関する法律が先か、どちらが先か。。。仕事か結婚か愛か安全か尊厳か。どちらかを選択すべきなのか。。。』 『全てを必要としているのだから、全てを手に入れることができるように。』

『最悪の差別とは政府による差別である。結婚の自由がない今の状況は差別である。』

ウォルフソンさんの言葉は、ひとつひとつがとても力強く、”誰もが愛する人と結婚する際になんら制約を受けないこと” は、まさしく ”Freedom to Marry ~ 婚姻の自由” の名前の通り、ひとりひとりが常に意識をして積極的にそこに向かおうと努力することで、必ず実現できることだと再確認できました。

また、『自分たちの活動を進展させることに集中し、反対する人に時間を使わないこと。時間はこちらを向いてくれる人をまとめることに使う。』 には、「共感するけれど実際は難しいよねー。」という意見が聞こえてこなくもなくもないこともなくはないですが、きっとそんなときは「選択」という単語が便利なのではないでしょうか。「取捨選択」という便利な言葉が日本語にはありますものね。

『同性婚に賛成か反対か』 の質問に、「自分は興味がないから反対だ」、という意見を聞くことがあります。制度ができたからといって、結婚に興味がない人にも結婚する義務が生じることは決してないので、興味が無い人も安心して賛成してくださいね。 結婚をしたいと思っている人が結婚できないことが不平等である点を多くのひとが理解し、共感してもらいたいと感じています。

『同性婚に賛成か反対か』という質問を、『同性同士で結婚したいと望んでいる人たちが異性間と同様に結婚できる制度が存在することに賛成か反対か』(これは長過ぎるか)としてみたら、答えに変化があるのでは、と思っています。いかがでしょうか。(RT)