【コラム】 感想文「TOKYOが担うべき多様性、もたらすべき革新」 | web gossip

【コラム】 感想文「TOKYOが担うべき多様性、もたらすべき革新」

東京 虎ノ門で開催された「日経ビジネススクールx ICF2016 Joint Program TOKYOが担うべき多様性、もたらすべき革新 ~ 常識を突破する挑戦者たちと考える~」 に参加をしました。

公式サイトには、「日本の閉塞感を打ち破る最大の可能性は東京の進化にある」 「高い見識と柔軟な思考をもつものは東京のいまをどのように考え、何を提示するのか。 輝くマイノリティとして常識を超越してきた挑戦者たちは、東京の未来をどのように願い、変えていくのか」 「新たなTOKYOを創ることに関心のある方々のご参加を」 (一部転載)とあり、どんな人がどんな話をするのか、とても楽しみに行ってきました。

会場の虎ノ門ヒルズフォーラムは、「日経ビジネススクール」、「虎ノ門」、「平日19時開始」「無料」ということもあってか、30代中心の社会人で定員250名が満席。

第一部は今回のモデレーターである経営学者の入山章栄さん(早稲田大学 大学院経営管理研究科准教授)と、内閣官房まち・しごと・創生本部事務局 参事官の 村上敬亮さんのディスカッション。 東京と地方を行き来すること、人と人のコネクションとハブ、ネットワークなどの話。

村上参事官が、「日本の閉塞感を東京が打ち破る可能性」についてではなく、むしろ地方こそが魅力的であり、東京だけに留まり続けることの閉塞感について、とても熱く語っていた点が印象的でした。 しかしそれは後で考えてみたら、東京渋谷 生まれの村上さんが感じている、今の東京へのLOVE+HATEな気持ちの表現で、「ひとつの考えに固執せず、ひとつのところに留まらず、いろいろな場所から、いろいろな考えを知り理解すること = 多様性」 ということを話していたのかな、と思い直した次第です。

第二部は、アーティストの長谷川愛さん、クリエイティブはスキルであるという経営者の大本綾さん(株式会社Laere 代表取締役)、そして、増原裕子さん(株式会社トロワ・クルール代表取締役/LGBTアクティビスト)の3名が、それぞれリレーで話したあとに、最後は入山さんと4名でのディスカッション。

長谷川愛さんは、未来の起こりうる姿を提示することで、社会に重要な問いを投げかける、スペキュラティブ・デザインという手法を用いるアーティスト。昨年はNHKの「NEXT 未来のために ~ 会えるはずなかった 私の子どもへ」というドキュメンタリー番組で、遺伝子解析とCG技術を駆使し、同性カップル二人の血を受け継いだ子どもを誕生させるというプロジェクトが放映されました。

今回の長谷川さんのセッションでは、そのドキュメンタリーの一部が映し出され、プロジェクトに参加した牧村朝子さんとモリガさんの間に生まれうる子どもたちふたりの写真や、家族4人の日々や誕生日の写真などが紹介されました。

増原裕子さんのセッションでは、身近にLGBTの人がいるかとの問いに会場の半数近くが手を上げ、LGBTの支援者であるAlly(アライ)という存在の説明、そして「ダイバーシティの中にLGBTの視点」、「同性カップルが子育てしたいと思える街」、「人権感覚が高く、幸福度が高い都市」の3つの提言がされました。

奇しくもふたつのセッションが同性カップルをテーマにしたものだったことは、意外なようで実は意外ではなく、たくさんの人たちが熱心にノートを取っている姿に、会場にいた多くの人が今回セクシャル・マイノリティに対してきっといインプットがあって、もっと身近に感じるきっかけになっただろうな、そして、会場にいた当事者は会場の雰囲気をとても心強く思っただろうな、と嬉しい帰路になりました。
同様に私にも多方向からいろいろなインプットがありました。楽しく有意義な時間をありがとうございました。

(タキタリエ)

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