【コラム45】「間にあるもの」/「in-between」 | web gossip

【コラム45】「間にあるもの」/「in-between」

gossip ニュースレター vol.45/2016 6月号

『間にあるもの』/『in-between』

数年前に亡くなった友人のだんなさんが東京に来たついでにと、gossipに立ち寄ってくれました。

初めましての自己紹介の後、少し間があり、「これ、彼女が好きだったお菓子なんです。」と、水色の包み紙に包まれた長方形の箱を差し出してくれたその人は、ゆっくりなんども店内を見回して、「いいお店ですね、来たかったと何度も言ってました。」 と言いました。

友人が好きだったそのお菓子は地元で有名なフランス菓子だそうで、ウィスキーを飲むその人と一緒に箱を開け、お菓子を食べながら少し話しをして、そして、次に会う約束はせずにその人は帰っていきました。

家族が行きたいといっていた場所にひとり向かおうと思うだけでなく、実際にその場に向かうとき、その理由はなんだろう、と考えました。 どうして向かうのか、なんのため、誰のためなんだろう。
やりたいことを実現できなかった家族のために自分が行くのか、期限のない宿題を抱えているような気持が落ち着かない自分のためなのか。もしくは。

もしくは、それは、「ふたりの間にある何かのため」なのでは、と思いました。「どちらかのため」でも「ふたりのため」でもなく、「間にあるもののため」。 だからきっと友人も同じことをしただろうな、と思いました。
間にあるもの、愛だもの。

そんな気付きがあった6月も今日が最終日。明日からは2016年後半が始まりますね。 では次号もお楽しみに。
タキタリエ

『in-between』
I lost a friend few years ago, and her partner contacted me that he would like to visit “gossip”. My friend never had a chance to come here, and i hardly know him in person, so it was a nice surprise to hear from him.

i pondered (ponder, my favorite expression) what makes people to visit a place where their family wanted to go but could not make it.
For whom do they visit the place. Is it for a partner, or is it for themselves who feel not going there is a kind of burden? OR.

I thought about it and now believe that it is for “something in-between two persons”.
It is not for one or the other, and not even for both of them. It is for something between them, so it means “something” actually has to exist between them, otherwise.

Now i know it exist there. I thank my friend and her partner for giving me a chance to think about it, and i know she knows it above there.
Thank you for reading,
Rie Takita

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