【コラム31】「誇りを感じること」/「With Pride」 | web gossip

【コラム31】「誇りを感じること」/「With Pride」

gossip ニュースレター vol.31/2015 3月号

「誇りを感じること」

4月4日公開のイギリス映画 「パレードへようこそ」(原題 ”Pride”)を試写会で見てきました。

物語は、『サッチャー政権下、境遇の違う人々を繋いだ深い友情と感動の実話』とあるように、舞台は1984年のイギリス。炭鉱で働く人たちのストライキが長期に渡っていることを知った主人公マークが、炭鉱労働者とその家族を応援しようと、ゲイ、レズビアン仲間に呼びかけて募金を始めます。が、当初の賛同者は9名のみ。募金用バケツを持って街頭で呼びかけても、賛同してくれる人ばかりではなく、それでもめげずに活動を続けていく、その名も「“LGSM(炭坑夫支援レズビアン&ゲイ会)」のメンバーたち。。

その上、せっかく集めた募金も、同性愛者の団体からなど支援を受けたくない、とあからさまに拒否されたり、メンバー同士や家族との確執があったり、そして最後は。。。という 『ヒューマンでコメディもあり80年代音楽満載・それも本当にあった話なんですね』な映画でした。

私がこの映画を見ておもしろいな、と感じたのは、まずLGSM主催者であるマークの動機です。募金を始めるにあたって、なんの計画もなくバケツひとつで”勝手に”始めたこと。長期のストライキで炭鉱の人たちは困ってはいただろうけれど、ストライキのニュースを見たマークがその場でバケツを集めて始めてしまい、そして苦心して集めたお金も、ありがたがられるどころか、団体名を名乗った時点で片っ端から断られ、でも自分たちと同じ「敵」であるサッチャーと警察と闘う彼らを支援したいという気持ちはぶれることはない。

自分の名声や評判のためなどではなく、自分たちのためすらでもなく、会ったこともない人たちのために強い意志で活動する動機は、「同じ敵を持つ人を支援する」だけで成り立つのでしょうか。

この映画の原題は「PRIDE」 プライドです。「プライドを持って生きる」というように「自尊心・誇り」という意味ですが、きっとマークは自分たちと同じように誇りを持って闘っているひとたちを、それが誰であれ、自分たちと関わりがあってもなくても、支援したくなっちゃったのだと思います。それもまったくもっての対等の立場で。

そう思うと、いいタイトルだな、としみじみ思います。「プライド」っていい言葉ですものね。なので、私の解釈ではこの映画のテーマは「誇りをもって生きること」。炭鉱で働くあらゆる世代の人たち同様に、誰でも楽しめるとてもいい映画でした。そして80’sミュージックが好きな人にはおさらお勧めの一本です。
タキタリエ

参考資料
映画「パレードへようこそ」オフィシャルウェブサイト イントロダクション
パレードへようこそ – Wikipedia
Pride (2014 film) – Wikipedia, the free encyclopedia
2014年 カンヌ国際映画祭クィア・パルム賞受賞
2014年 ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード 3部門受賞
第72回ゴールデン・グローブ賞作品賞(ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
東京レインボープライド

「With Pride」
I watched the movie “Pride” The story from wiki is “Based on a true story, the film depicts a group of lesbian and gay activists who raised money to help families affected by the British miners’ strike in 1984, at the outset of what would become the Lesbians and Gays Support the Miners campaign.The National Union of Mineworkers was reluctant to accept the group’s support due to the union’s public relations’ worries about being openly associated with a gay group…..”

It may sound this movie is ALL about LGBT, but to me this movie is a 2 hours of a “human drama”. The guy called Mark starts fund raising, standing on the street with some bucket asking for a donation from people. He decided to start this action when he watched TV news reporting that mineworkers are fighting for the rights for almost 4 months. He was not asked by anyone to do this, and he did not have any contact with mineworkers until he knew this news. Not every gay and lesbians are favor of this action, and he was first rejected by some mineworkers because they are gay and lesbians. But he kept on doing it.

What is his motivation, i was wondering during the movie. Now i think his motivation was the title itself “pride”, he empathized with the pride that mineworkers are fighting with, because he saw the same pride in himself, LGBT and mineworkers.

I am sure you do not need to be or even know about LGBT or mineworkers to enjoy this movie, there are a lot of LOVE in this movie. And if you became interested in the parade, the actual LGBT Parade will happen next month in Tokyo.

As the Japanese title of the movie says, anybody is “Welcome to the Parade”.
The movie will be in the theater from 4th April 2015.
Thank you for reading.
Rie Takita

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