書籍「オレは絶対にワタシじゃない」感想文 | web gossip

書籍「オレは絶対にワタシじゃない」感想文

このタイトルから、トランスジェンダーの生きにくさがメインに語られている本かな、と思う方も多いかと思いますが、内容をご紹介すると、

第一章「トランス男子が、社会を変えたいと思うまで」
第二章「自分が動けば、ちょっとずつ社会も動く」
第三章「一歩を踏み出すと、新たな世界が見えてくる」

とあるように、トランス男子である著者が、自分のため、友人たちのために何ができるかを考え動いていたら、それは結局社会のための活動になっていき、それは今もこれからも続いていく、というライフストーリーを軸にした内容でした。

そういえばあんなこともあった、こんなこともあったと、LGBTヒストリーとしても読めますし、活動のヒントや、参考になる映画や本についてのまとめもあります。

トランス男子としての生きづらさや、葛藤も描かれてはいますが、マイノリティは別の場所ではマジョリティ側に立ちうることがあることをふまえて、ひとりのトランス男子として、ひとりのマイノリティとして、目の前の問題を解決したいひとりの人間として、問題はどこかを考え、それにどう取り組んできたかについて語られています。

社会活動に興味があるヤングも、これからどう生きようかと考えるミドルやシニアにも、とてもいいインプットがある本でした。おすすめします。ぜひ。

オレは絶対にワタシじゃない 遠藤まめた
https://books.rakuten.co.jp/rb/15544677/

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