それは優遇のリクエスト、それとも。 | web gossip

それは優遇のリクエスト、それとも。

昨年12月に、「車いすで生活する親が保育園の行事への参加を拒否され、園と市に対して、障害のある保護者への支援や配慮を求めている」という報道がありました。

親御さんは、園の駐車場から保育室まで数十メートルの移動の手伝いを拒否され、保育参観や運動会、親子遠足などの行事は、「特別扱いできない」として、参加ができなかったそうです。

その後、両親は第三者委員会に苦情を申し立て、親子遠足や運動会に参加できるようになったものの、保育士からは、他の保護者から不満が出ているなどと非難されたとあります。

「あなただけを優遇することはできない」は要請を却下する時によく使われる言葉です。

「まず自分を優遇しろ」という傲慢な人には、そんな返答もあるでしょう。自分を先に通せ、自分に良い席をまわせ、自分に道を譲れなど、無理難題を吹っ掛ける人たちは残念ながら存在します。

しかし、車いすの親が安全に行事に参加できるように保育園や学校側に応援を頼んだり、誰もが更衣室やトイレを好きな時に自由に使ったり、同性同士が婚姻することは、他の人たちが既にしていることを、自分たちもとリクエストをしているだけのことであり、決して「優遇」を訴えているのではありません。

この点をしっかり理解することができている保育園や学校や役所であれば、「不満」をそのまま右から左へ伝えることなく、しっかりと「不満を持つ保護者」に対して説明をし理解させることができるのではないでしょうか。

自分が、パートナーが、妻が、夫が、車いすを利用している姿を1分間でも想像してみれば、不満は激減すると思いますがいかがでしょうか。

電動車いすの母親、保育園遠足参加できず 人権救済申し立て https://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20181205000165

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